忍者ブログ

永遠の歌姫マリア・カラス。彼女を超える歌姫は今後現われるのでしょうか?

マリア・カラス
検索

無料アクセスアップツールWarp!-mini
URLを入力すると、誰かに閲覧されます。
HOME前項現在のページ次項
2025-04-20-Sun 18:54:45 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007-01-18-Thu 11:00:00 │EDIT
classical ever!two millenniumclassical ever!two millennium
オムニバス(クラシック)
東芝EMI
発売日 2000-06-02


バッハから坂本龍一まで、クラシックの一番おいしいところがこれでもかとぎっしり詰め込まれたclassical ever! シリーズの第2弾。
最長でも6分台を越えない曲ばかりを集め、長くていい曲はフェードアウトしていいとこだけで終わる。いい曲に浸りきった後に、新しい気分の曲へ。このテンポのよさが心地よい。これほどの名曲ぞろい、だれでも必ず知っている曲がいくつかはあるはず。でも、これらをすべて完全に知っている人もまた、ほとんどいないだろう。それほど、選曲のバランスは素晴らしい。1枚目は“トレンド・サイド”。最近のCMなどで使われた話題のクラシックが中心。2枚目は“エピック・サイド”。永遠の名曲というコンセプトだ。
第1弾『classical ever! one』のレビューでも触れたように、クラシックに比較的詳しい聴き手にとっても、これは格好のサンプル盤としてのおもしろさがある。かけっぱなしにしていると、「この演奏、誰だ?」とついインデックスを見たくなる…なんだかブラインドテストのようで楽しいのだ。
バルエコのギターによる武満徹編曲のレノン&マッカートニーの「イエスタデイ」のセンスの良さ、テンシュテット指揮のR・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」の重厚、マゼールのラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」のアクの強いおもしろさなど、なかなかに発見の多いアルバムである。
第1弾にはまった人はこちらも断然買いである。(林田直樹)

お得な CD 第2弾 2004-12-21
classical ever! 第2弾ということで、今回も、2枚で 39枚の収録、大胆にいいところだけをカットして収録した、曲選びや、BGM に最適な仕上がりになっています。基本的にダイジェスト盤なので、第1弾同様、単純に「2枚組39曲収録で定価2,800円はお得!」と手に取ってしまうのは、性急過ぎるでしょう。しかし、それさえ理解できていれば、お得な CD であるといえます。
とにかく、名曲ばかりが詰まっています。しかも、EMI ならではの、豊富なライブラリーから選んだ名演ばかり。クラシックには興味が出てきたのだけれど、どこから手をつけたらよいのかわからない、という方には、まさにぴったりの CD です。物足りなければ、あらためて、その曲の入った CD を買って、じっくり聞いてみればよいでしょう。
また、サンプル盤として聞き流すばかりでなく、環境音楽として聴いても気持ちのよい作品です。いわゆる純粋なクラシックばかりでなく、R・シュトラウスから、ビートルズのアレンジ、坂本龍一まで、幅広く網羅していて、あらゆる世代が楽しめる構成になっていると思います。解説も詳細で親切です。


さらに詳しい情報はコチラ≫


PR
2007-01-18-Thu 11:00:00 │EDIT
プッチーニ:蝶々夫人 全曲プッチーニ:蝶々夫人 全曲
カラス(マリア)
東芝EMI
発売日 2002-05-22


何という蠱惑(こわく)的なコケットリーだろう! ちょっとハスキーな声でささやく、このエキゾティックで純情な日本娘の前に、米軍人ピンカートンがいかれてしまったのは無理もない。それとも、あまりにカラスの蝶々さんが非日常的に妖しく美しすぎて、ヤンキー娘のところに逃げ出したくなったのか? ゲッダの歌うピンカートンはなかなか優しく誠実そうで、軽薄な人でなしのピンカートンではない。蝶々さんが惚れるだけのことはありそうだ。
いつもながらカラスの歌は、どこまでも真実の歌であり、一度耳にしたら最後、強烈な誘引力で聴き手を決して離さず、他では決して得られない感動をもたらす。若きカラヤンの指揮はどんなディテールにも真情がこもっており、内面の心の動きに応じて、変幻自在に表情を変えていくところが非凡である。1955年の録音だが、演奏解釈にまったく古臭さが感じられないのはすごいことだ。
録音も大変聴きやすい。ART(アビーロード・テクノロジー)によってリマスタリングを施されてよみがえった音は、ダイナミック・レンジよりも、特にピアニシモの表現力に効果を発揮しているようだ。(林田直樹)

可愛いじゃん!カラスチャン☆ 2006-03-04
いやぁ!カラスが蝶々夫人なんて似合うの!?と思っちゃいましたが、

さすが20世紀最高のDIVA☆もう、素晴らしい!!!

トスカとかのイメージしてしまうカラスとま全く違う!!!

とっても可愛い♪声が違う!

最高の蝶々夫人だと思います。フレーニもテバルディも良いけど、カラスの蝶々夫人が好きです。

ただ、カラスのオーラのせいでピンカートンのゲッタの印象が薄い(笑)

しかし、全体的にみても素晴らしいマダムバタフライだと思います。最高!


さらに詳しい情報はコチラ≫


2007-01-18-Thu 11:00:00 │EDIT
アトランティスアトランティス
出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2004-06-25


リュック・ベッソン監督による、世界的に人気を博した映画『グレート・ブルー』の姉妹編とも言えるのが『アトランティス』。言葉を介することなく目の前に繰り広げられる海の世界の驚異に思わず魅了される。ある批評家が「心ある人のファンタジア」と評したように、75分間の本ドキュメンタリーは「バラカ〜地球と人類の詩〜 」や「コヤニスカッティ」と共にDVDの棚に並べられるにふさわしい、大海の野生生物たちへの賛歌である。仰々しい前置きを除けばナレーションが挿入される煩わしさもなく心地よい。音楽エリック・セラ、撮影はクリスチャン・ペトロン、ベッソンは世界中を巡り、フロリダのマナティ、バハマのイルカ、オーストラリアのホホジロザメ、セイシェルのウミヘビ、などなど驚異の生物たちの優美な姿をフィルムに収めた。ディズニーのクラシックアニメーションのようにテーマごとの「動き」に分かれているため(マリア・カラスの歌う「La Sonnambula」に合わせてゆったりと泳ぐイトマキエイの群れ、といった実に見事なシーンも)、輝かしい本作も、視覚的にはBBC制作の目玉シリーズ「The Blue Planet」を前に影が薄れる感は否めない。とはいえ、また別の楽しみ方もあろう。ドキュメンタリーというよりは瞑想の旅、とでも言うべき作品であり、あらゆる年齢層の鑑賞に堪えうる作品に仕上がっている。(Jeff Shannon, Amazon.com)

癒やしムービー。 2006-11-09
夜、電気をおとした部屋でこの映画を見ていると、心が洗われます。

壮大な大海原の映像美のまえでは、小さな悩みとかおもしろくない日頃の日常とか、どうでもよくなっちゃうんですね。

癒やされたい方は、是非この映画をご覧になってみて下さい。
本当にリラックスした楽な気持ちになれますよ。


さらに詳しい情報はコチラ≫


2007-01-18-Thu 11:00:00 │EDIT
Maria Callas - La divinaMaria Callas - La divina

EMI
発売日 1993-09-14


もしあなたがマリア・カラスにまつわるすべての大騒ぎの背後にある理由を知りたいのなら、このCDを買いなさい。カラスの偉大な才能は声の清らかさや、発散するものや、信頼性や、混じりけのない美しさにあるのではない。彼女の偉大さはむしろ、オペラのある特定の時代に合わせて声の色やスタイルを変えることだけでなく、自分が演じる個々の役柄にすっかりなりきることができるところにあった。このCDであなたが聴けるのは、愛する人の帰りを心の描く18歳の蝶々夫人や、まわりのものすべてを誘惑する官能的な大人のカルメンや、ボーイフレンドを諦めるくらいなら冷たい荒野に逃げ去るだろうと無慈悲な父親に告げる若々しいウォリーや、後見人の監視の裏をかこうともくろむずる賢いロジーナや、神聖な儀式を執り行う女祭司のノルマや、小さな指やそれ以外のものをサムソンに巻きつけるデリラや、すべての希望が潰え去ったとき自殺を考えるジョコンダや、夢中になったばかりの青年の名を思い浮かべるジルダや、レイプされた先祖の思いをよみがえらせ、誰のものにもならないと誓う氷のように冷たい王女トゥーランドットである。そしてあなたは彼女たち全員の存在を信じるようになろう。カラスの歌唱法はときにやや甲高くなるが(たとえばジュリエットは強勢を置かれたように聴こえる)、全体としては、このCDは16人の女性を訪れるようなもので、彼女たちはすべて興味深く、全員が偉大な歌手なのだ!(Robert Levine, Amazon.co.uk)

サムソンとデリラ 2004-03-18
このアルバムで一番のおすすめはサムソンとデリラ。カラスの歌を聴くとこの曲が誘惑の曲というのが歌詞なんて見なくてもわかります。サムソンの名を何度も呼びかける最後のフレーズはうっとりとしてしまいます。また、グノーのロミオとジュリエットでは軽やかに高音を操っていてとても楽しいです。そのほかオルフェオとエウリディーチェもすばらしいしこのアルバムの中で一曲も退屈に思える曲はありません。それだけカラスの演奏がひきつけるものがあるのだなあと思います。


さらに詳しい情報はコチラ≫


2007-01-18-Thu 11:00:00 │EDIT
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲
カラス(マリア)
東芝EMI
発売日 2002-09-11


モノクロの古いロマンティックなイタリア映画を観ているような感動を覚えるディスクだ。シチリア島を舞台にした「カヴァレリア・ルスティカーナ」、南イタリアの道化師一座を舞台にした「道化師」。これらの題材は、要するに愛憎と嫉妬のもつれの果ての田舎の殺人事件であり、下手をすればワイドショーの世界。しかし、ここで起きていることは舞台の上であるにもかかわらず、すべてが真実と感じさせる、現実以上にリアルなドラマであり、いかに聴き手にそれを実感させるかが、この2作の成否を握る。
女の情愛を濃厚に塗りこめたようなカラスのねっとりとした歌は、「カヴァレリア」のサントゥッツァにしても、「道化師」のネッダにしても、恐ろしいほどのリアリティがある。「カヴァレリア」のトゥリッドウ、「道化師」のカニオを歌うディ・ステファノも、一途さたっぷりで、まさに適役。
セラフィンの卓抜な棒のもと、痛切な情緒が全編をおおっているのも聴きもので、鐘の音や、町の人々の歓声など、南イタリアの田園生活の美しさに彩られながら、大人だけの、やりきれなくなるほど悲しい恋の悲劇が展開していく。
それにしても「カヴァレリア」の録音が1953年、「道化師」の録音が1954年。ドニゼッティやベッリーニのベルカント・オペラで、コロラトゥーラまで自在に操る絶頂期でありながらも、同時にこうしたドラマティックなものも歌っていたという事実ひとつとってみても、カラスがいかにバケモノじみた空前絶後の幅広い声の表現力を持っていたかが、わかろうというものだ。(林田直樹)


さらに詳しい情報はコチラ≫


Powered by 忍.jp Design by Alphaあるふぁ
Copyright © 2006 マリア・カラス Some Rights Reserved.
http://mariacallas.blog.shinobi.jp/Page/30
忍者ブログ[PR]